機関誌ぷらいむ
ぷらいむROOM

ちょっと小話
シルバー世代向け「おいらくネット」を開設しました(No.18)
 「ぷらいむ」はいつも楽しく読ませて頂いています。高齢になってもやりがいを持って仕事に取り組んでおられる方が沢山いらっしゃるんですね。難しい記事はさておき(編集部の皆さん、すみません)真っ先に目を通すのが川柳のコーナー、思わずクスッと笑ってしまうことも多く、皆さんお上手ですね。
 ところでこの度、友人たちとシニア・シルバー世代のためのホームページ「おいらくネット」を立ち上げました。みんなが自由に語り合ったり、情報交換したり出来るページで、健康情報やコラム、郷土史の大家・藤岡大拙先生の「出雲つれづれ草」の連載もあります。もちろん無料です。ホームページアドレスは www.oirak.jpです。ヤフーやグーグルでも「おいらく」と打ってもらえばすぐに見つかります。皆さん、ぜひ一度見てください。
 みんなで広げよう、シルバーの輪っ!
松江市 おいらく倶楽部
おしごと通信
もっと現場の声を (No.18)
 第2の人生をスタートした2年目からシルバー人材センターに縁をいただき、6年が過ぎた。50とか60の手習いという諺があるが、この期間に今まで全くやったことのない仕事も多く体験した。現在は屋外作業が中心だ。灼熱の太陽の下での作業。作業着を1日に何回も着がえる、汗が目にしみる、風のありがたさ。汗を流すことが快感となる。現職の頃よりも健康になったという人が多い。 
 今の仕事は、その大半が1日で結果がでる。自分たちの仕事の成果が即相手に伝わる、そして感謝の言葉。すこぶるシンプルなのだ。毎日のように、相手が変わる、場所が変わる。かつて何十年も同じ仕事をしてきた者にとって、このような日替わりメニューが新鮮に感じられる。なによりも、発注者によろこんでもらいたい。そのことに現場人は集中する。そして、そこからまた次の仕事につながっていくことを願いつつ。
 しかし、センターの悩みの種はつきない。会員は、それぞれ60年以上生きてきた者、いろいろな苦労を乗り越えて生きてきた者たちの集団だ。そして、仕事に関してはプロの集まりであるはずだ。だが、トラブルが当たり前のようにある。思い違い、理解不足、勝手な解釈、連絡ミス。なぜか?事業の理念が、会員にまだ十分に理解されていないから。それだけだろうか。机上の理論だけはでなく、現場の声を加味して課題に取り組まないとトラブルはなくならない。
 幸いなことに、私自身は今まで立派な先輩にめぐまれ、いろいろなことを教わってきた。シルバー人材センターの就業は、集団での仕事である限り自分をあまり出しすぎないこと。それぞれの経験に基づいた考え方や段取りは千差万別、センターのルールに従い、柔軟につきあうことも大事である。
 とはいえ、現場があってこそシルバー人材センターが存在する。現場の声をもっと大事にして、センターのよりよい仕組みづくりに取り組んでいこうではないか。
(社)斐川町シルバー人材センター 理事 内藤 信正
詩「雑草」 (No.18)
雑草のようにと
雑草のように生きよと人は云ふけれど
踏まれてみれば痛いのに
誰も痛みがわからない
  私の友達 多いのよ
  みんなみんな 頑張って
  この土地 流さず守ってる
あんた 私の名前 知らないでしょ
今度 逢ったら 教へるの
その辺 みんな花にして
木次町 佐藤 重治(72歳)

ぷらいむ川柳
楽しいもの、情緒あふれるもの、投稿お待ちしています。
【今回のお題】自由(No.18)
パソコンの 確定申告 またエラー
パソコンオンチのジィジィ 斐川町・63歳
パソコンで便利になったはずなんですけどねぇ
夢夛き 雪の小笹や 明日立たん
小村 正二 松江市・63歳
入院中の作とのこと。元気になられてよかったですね
春一番 雷鳴と雹のご馳走付き
近藤 喜代子 松江市・72歳
豪華そうですが、こんなご馳走なら遠慮しておきます
努力賞 やりたい妻の 昨日今日
みきお 松江市・78歳
奥さんはがんばり屋さんなんですね
募集記事 六、七十歳が羨まし
其原 豊助 浜田市・83歳
六十、七十はまだまだ若手。これからです
ぷらいむ川柳募集
毎号、読者の皆さんの作られた川柳を「ぷらいむ川柳」としてご紹介したいと思います。一般の方々も是非ご参加下さい。
ぷらいむ俳句
古希迎え 広告講習 学ぶ春
木村 光利 多伎町・70歳
何かを学ぶということは人生を豊かにしますよね
ぷらいむ俳句募集
季節、仕事、日常生活を詠んだもの、何でも結構です。投稿お待ちしています。

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