松江市は、宍道湖と町の縦横を走る「堀川」によって、「水の都」と呼ばれています。堀川は、松江城築城の際に造られたと言われ、以来、城の外堀、内堀として防備の役割を果たしてきただけでなく、水路輸送や生活用水、豊かな漁場など、松江の人々の生活と強く結びついてきました。
そんな堀川を、松江観光に活用しようと始められたのが「堀川めぐり遊覧船」です。今ではすっかり定着し、松江観光の目玉として大人気です。
約五十分間の遊覧では、水上からの松江城下が堪能できることはもちろん、船頭さんのお国訛りの名調子や、頭すれすれに橋をくぐるスリル感、冬場の名物炬燵船など、たくさんの魅力にあふれています。新しい松江を発見する旅に船出してみてはいかがでしょうか。 |