安全就業基準
【平成5年9月7日制定】
【改正:平成24年3月30日、令和5年9月29日】
目的
第1条 この安全就業基準は、公益社団法人犬山市シルバー人材センター(以下「センター」という。)会員の就業に伴う事故を未然に防止し、安全に就業ができる事項を定めることを目的とする。
会員の遵守義務
第2条 会員は、就業しようとするときは、この基準を遵守し、あらゆる事故の発生防止に努めなければならない。
安全心得
第3条 会員は、就業にあたっては、次の安全心得を守り、作業に従事しなければならない。
- 作業は、安全第一を心がけ、急いだりあわてたりしないこと。
- 器具類は、使用する前に必ず点検すること。
- 服装・履物は、作業に合った動きやすいものにすること。
- 作業前には、軽い柔軟体操をして体をほぐすこと。
- 加齢による諸機能の低下を十分に認識し、無理をしないこと。
- 作業現場は、常に整理整頓を心がけること。
- 共同作業では、合図、連絡を正確に行い相互信頼と連帯感の形成に努めること。
- 酒気を帯びた状態での就業はしないこと。
- 帰宅するまでは仕事のうち、交通事故に気をつけること。
- 健康には、常に注意し、健康な状態で就業すること。
- 仕事の前日は、十分睡眠をとるように心がけること。
作業別安全就業基準
第4条 会員は、植木剪定・塗装・清掃等の作業に従事する場合は、別途定める作業別安全就業基準を守り、安全就業に努めなければならない。
安全保護具
第5条 会員は、作業内容によっては、ヘルメット及び墜落制止用器具を着用しなければならない。
2 会員は、安全面で保護する必要のある作業に従事する際は、作業別安全就業基準等に定める安全保護具を着用し、当該作業に従事しなければならない。
交通災害の防止
第6条 会員は、仕事場との往復時は、交通ルールを守るとともに交通事故に注意しなければならない。特に、自転車やオートバイにあっては、十分注意し運転しなければならない。
2 会員は、路上での作業に際しては、交通ルールを守るとともに交通事故に注意し、作業に従事しなければならない。
作業環境の確認
第7条 会員は、就業現場の環境が安全衛生面において、安全であるかどうかを確認してから、作業に着手しなければならない。
標識の設置
第8条 会員は、通行人等に対し危険と思われる作業を行うときは、作業中であることがわかる標識を設置し、事故の防止に努めなければならない。
器具類の使用
第9条 会員は、器具類を使用する場合は、正しい取扱方法により作業しなければならない。
2 会員は、就業に使用する器具類については、必ず作業前に点検し、安全を確認するとともに定期的に点検を実施しなければならない。
3 会員は、点検において、不良箇所を発見したときは、その器具は使用せず、直ちにセンター等に報告しなければならない。
健康管理
第10条 会員は、常に健康の維持管理に努め、健康診断は進んで受けなければならない。
2 会員は、疲労が蓄積しないように常に、休養を十分とることに心がけなければならない。
報告義務
第11条 会員は、就業中又は往復途次にけがをしたとき又は体に異常を感じたときは、直ちに共同作業中の者又は本人がセンターに連絡し、応急の措置をとるようにしなければならない。
2 会員は、就業中又は往復途次に事故を起こしたときは、直ちにセンターに連絡するとともに、事故報告書(様式1)をセンターに提出しなければならない。
その他
第12条 会員は、この基準に定める以外に、センター等より指示があった場合には、それに従い作業に従事しなければならない。
附則
この基準は、平成5年10月1日から施行する。
この基準は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第106条第1項に定める公益法人の設立の登記の日から施行する。
この基準は、令和5年9月29日から施行する。