シルバー人材センターの仕組み

発注者、会員、事務局の間での作業の流れは、下図の-1-から-7-までの手順で行われます。
     
会員の方へ
センターは高齢者に相応した仕事を、企業・家庭・公共団体から、それぞれの会員に合った仕事を会員に提供します。

提供された仕事に就いた場合、法律上は個人がその仕事を請け負い、又は任されたこと(再請負再任)になります。

仕事は会員自身の裁量で、技能を生かし責任をもって完成させます。

仕事に従事する場合労働関連法規(労働基準法、雇用保険法)は適用されませんが、会員に安心して働いていただくため、就業規則や

シルバー保険等(傷害・賠償責任)が設けられています。


発注者の方へ
法律上、会員の就業は、発注者と雇用関係を発生させてはならないことになっています。

発注者からの仕事の説明は受けますが、指揮命令は受けられません。

会員は、臨時的かつ短期的な就業を条件にしていますので、一人の会員が長期にわたる就業はできませんが、特別に知識、 技能を必要

とする仕事については、継続的に就業することもできます。

高齢者の安全に配慮して、危険、有害な仕事はお引受けいたしません。

会員の就業は、雇用ではありませんので、万一、事故が発生した場合は、シルバー保険で対応いたし
ます。