シルバー人材センターとは
シルバー人材センターは定年退職者などの高年齢者に、そのライフスタイルに合わせた臨時的・短期的な就業機会を提供するとともに、ボランティア活動をはじめとするさまざまな社会参加を通じて、高年齢者の健康で生きがいのある生活の実現と、地域社会の福祉の向上や生き生きとした活力のある地域社会づくりに貢献しています。
センターは、国や地方公共団体の高齢社会対策を支える重要な組織として「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を行う、都道府県知事の許可を受けた公益法人で、営利を目的としていません。
シルバー人材センター事業の基本理念
シルバー人材センターの基本理念は「自主・自立、共働・共助」
- 「自主」
自分のもの
として考える - 「自立」
自分達の力で
育てる - 「共働」
一緒になって
働き - 「共助」
互いに
助け合う
会員が自主的に、相互に助け合いながら活動をすることで地域社会に貢献し、 生きがいを見出そうとすることを基本理念としています。
1.高齢者の生きがいと追加的な収入を得る場
- 働く生きがい
- 仕事を依頼した人に喜ばれる生きがい
- 仲間同士のふれあいによる生きがい
- 地域活性化に役立つ生きがい
- 追加的な収入による生きがい
2.センターは就職の場ではなく、センターと会員に雇用関係はありません
(1)就業日数や休業補償など、収入の保証はありません
(2)労働関係法規(労働基準法・労働組合法・労災保険法・最低賃金法等)の 適用はありません
(2)労働関係法規(労働基準法・労働組合法・労災保険法・最低賃金法等)の 適用はありません
※良いところ
- 自分の意思で仕事が選べる(仕事の希望登録制)
- シルバー保険(団体傷害保険・賠償保険)がある
- 所得税が雑所得(配分金収入は55万円控除等)
3.仕事は、「臨時的かつ短期的または軽易な業務」に係わる就業に限定されています。
- 高齢者にふさわしくない危険・有害な仕事は、お断りします。
- 請負制度では、発注者の指揮命令や従業員との混在就業はできません。
- 発注者の指揮命令が発生する仕事は、県連合会を通した「シルバー派遣事業」で契約をします。
- 臨時的かつ短期的な仕事の目安は、就労が一週間当たり慨ね20時間以内、一カ月当たり概ね10日程度とされています。