シルバー人材センターとは



 シルバー人材センターとは、「高齢者等の雇用の安定等の関する法律」に基づいて設立された公益的な社団法人です。

 定年退職者など高年齢者に「臨時的かつ短期的又は、その他の軽易な就業」を提供するとともに、社会参加を通じて 健康で生きがいのある活力ある地域社会づくりに寄与することを目的としています。

 

 

基本理念

 

 シルバー人材センターの事業運営は、「自主・自立・共働・共助」を原則に、地域の高齢者が自主的にその生活をしている地域を単位に連携して、共に働き、共に助け合っていくことを目指します。

 高齢者の就業を促進することにより、自身の活動的な生活能力を生み出し、地域社会の活性化につなげていきます。

 働く意欲と能力を持った高齢者であれば、だれにでも参加の道を開き、自主的な組織参加と労働能力を発揮することにより、豊かで積極的な高齢期の生活と社会参加による生きがいの充実を図ります。

 

 

シルバー人材センターのしくみ



【請負・委任】

・シルバー人材センターは、登録されている会員に仕事を提供します。

・シルバー人材センターの会員には、仕事の実績に応じて報酬(配分金)として支払います。

・会員は、センターから仕事を請負・委任により、自らの裁量で仕事を行うため、発注者が仕事について指揮命令することはできません。(発注者と雇用関係をもちません。)

 

・会員が仕事を行う場合、法律上、個人事業主として仕事を行います。雇用関係を前提とする労働関係諸法規の適用を受けないので、万が一、就業中に傷害事故が発生した場合会員は、労災保険の対象になりません。各人が加入する健康保険での対応となります。