・「中期5ヵ年計画」を改訂
  当センターでは、平成21年3月に平成25年度までの運営指針として、「中期五ヵ年計画」を策定し、計画を目標に事業を進めてきました。平成25年には、宇治市の65歳以上の高齢者が24%に達し、今後高齢者の生きがい対策が重要な役割を担ってきます。そのような中にあって、当センターは、元気な高齢者が自己の労働能力を活用し、生きがいの充実や社会参加をする中で、活力ある地域社会づくりに寄与してきました。しかしながら、計画策定後二ヵ年が経過する中で、目標数値に齟齬が生じ、事業の見直し等で数値が乖離してきました。このような現状を踏まえ、この度、運営改善委員会を改めて開催し、計画の見直しを行いました。
 計画期間は、平成25年度までを継続し、事業見直しにより、就業延べ人数や契約金額を厳しく見直しました。(平成25年度就業延べ人数:7、1000人日・契約金額:26、300万円)また、就業率の向上は大きな課題であることから、目標数値を継続しました。( 平成25年度: 95%)会員数は、求められる仕事に就ける適正な伸びを求めています。(平成25年度:800人)
 具体的な取り組みにおいては、女性会員の拡大、職員の意識改革を図り人件費の見直しを含む効率化を推進すること、会費の見直し検討、新しい会員の技術向上のための体制づくり、会員も顧客拡大に向けて意識の高揚に努める等新たな事項が追加されました。今回の計画の改訂では、当初の計画より厳しい目標数値になっており、このことは事務費収入に直接影響を及ぼすことになります。また、補助金が削減されてきており、運営が厳しくなってきます。このことから、新たな顧客の開発と就業の開拓等、就業機会の拡大に努力し、一方で更なる事務運営の効率化を進めることが求められています。
 
          ・中期5ヵ年計画(改訂版)(PDFファイル 32KB)