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平成30年度事業報告

概要

 生産年齢人口が大きく減少する中で女性や65歳以上の就業者数が大幅に 増加して雇用は着実に改善された一年でした。 そうした中、当センターの平成30年度事業実績は次のとおりとなりました。

  • 会員数 266人 (前年度 247人)
  • (請負・委任)
    • 就業延人数 21,940日人 (前年度 23,370日人)
    • 契約金額 112,865,096円 (前年度 123,561,776円)
    • 配分金額 97,313,976円 (前年度 106,945,978円)
    • 稼働率 56.0% (前年度 62.3%)
  • (労働者派遣)
    • 就業延人員 6,540人日 (前年度 5,064人日)
    • 契約金額 32,361,491円 (前年度 23,919,927円)
    • 賃金 26,127,267円 (前年度 19,578,313円)

 今年度は当センター設立30周年の節目の年にあたり、市長・役職員・会員 参加のもと挙行した記念式典や記念誌の発行などの記念事業を行うことが出来 ました。今後も安全就業を基本にその歩みを継続し、さらなる事業発展を目指 してまいります。

 会員の状況は、ポイント制度の導入による「ひとり1会員」運動の通年実施 やシルバー会員が就業している仕事の内容や就業先などを紹介する「仕事の説 明会」を開催したことなどにより入会者が増加して年度末の会員数は前年度を 大幅に上回りました。ここ数年、横ばい状態が続いていた女性の会員数も数年 ぶりに増加しました。

 受託事業は受託件数、契約金額ともに前年度を下回り、なかでも民間事業は昨年 同様、年間を通して減少傾向が続きました。これは一般作業分野(草刈・農作業等)や 技能分野(剪定作業等)で就業会員数の減少や高齢化が進んだことにより「就業する 会員が見つからない。その結果、就業するまで時間を要したり受託の機会を逃してしま ったりした。」ことが要因として考えられます。一方、労働者派遣事業は民間事業所の人 手不足により需要が増え、派遣先が前年度より増えたため、就業延べ人数、賃金など 前年度を上回り、契約金額も増加しました。しかし、受託事業の減少額が大きかった為 契約金額全体(受託事業と派遣事業の合計)では前年度を下回る結果となりました。

 今年度は、11月の交通安全講習会と6月、12月、3月の交通安全教室に 延べで63名の会員が参加して実技を含めた講習を受講し交通事故防止に努め ました。作業現場では、カラーコーンやのぼり旗の立哨による現場の見える化 を進め、飛散防止ネットの使用による物損事故の撲滅に取り組みました。また、 8月に開催された連合会の安全大会において当センター会員の安全就業標語が 優秀賞を受賞し、これによりさらなる安全就業に対する会員・役職員の意識の 高揚を図りました。9月には市立病院の看護師を講師に迎え、健康セミナーを 開催し会員の健康管理の推進を図り、事故のない健康的な明るいセンターを 目指しましたが、交通事故や傷害事故が発生した為「無事故継続日数365日」 を達成することはできませんでした。

 事業開始1年目の地域就業機会創出・拡大事業である「緑のリサイクルによ る休耕農地再生事業」は4月、5月に処理量が少なく事業収入が見込み額に達 しませんでしたが夏季及び冬季の繁忙期に処理量が増加した為、就業延人員、 利用者の満足度ともに設定した事業目標を達成することが出来ました。2年目 以降、今年度の問題点を踏まえ、関係機関との連携を更に深めながら事業を行 ってまいります。

 今年度も10月の「シルバー事業普及啓発月間」には公共施設の草刈、剪定、 清掃等のボランティア活動や市民を対象にセンター主催のグラウンド・ゴルフ 大会を開催して会員募集を行うなどシルバー事業の普及啓発に努めました。 また、広報紙「シルバーまくらざき」30周年記念号を発行して全世帯配布を 行い、ホームページを更新するなどシルバー人材センターの事業内容や活動等 を理解していただくための情報発信を行いました。

 次年度は、平成31年度を初年度として作成した「中期事業計画」をもとに、地域で頼りにされる存在感のあるセンターをめざして重点課題である会員の確保と就業機会の拡大に努めてまいります。 なお、平成30年度事業報告には、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する附属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないので作成しません。

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