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平成29年度事業報告

概要

 景気回復や企業の人手不足を背景に医療・福祉・製造業等を中心に新規求人数は増加傾向が続いており、高年齢者の求職も増加した一年でした。
そうした中、当センターの平成29年度事業実績は、次のとおりとなりました。

  • 会員数 247人 (前年度 268人)
  • (請負・委任)
    • 就業延人数 23,370日人 (前年度 23,404日人)
    • 契約金額 123,561,776円 (前年度 124,814,668円)
    • 配分金額 106,945,978円 (前年度 108,872,049円)
    • 稼働率 62.3% (前年度 58.6%)
  • (労働者派遣)
    • 就業延人員 5,064人日 (前年度 4,110人日)
    • 契約金額 23,919,927円 (前年度 20,856,990円)
    • 賃金 19,578,313円 (前年度 17,263,665円)

 入会説明を随時行い入会希望者の利便性を高め、会費規程を見直して負担を軽減し、入会促進を図りましたが入会者は前年度を下回りました。また、プラチナ会員制度の導入や就業相談等により退会防止に努めましたが、退会者が入会者を上回った結果、年度末の会員数は減少しました。例年多い男性の入会者も今年度は少なく、女性はここ数年の傾向である横ばい状態が続きました。

 受託事業について受託件数、契約金額ともに前年度を下回り、なかでも民間事業は年間を通して減少傾向が続きました。会員数の減少や高齢化により、特に一般作業分野で「依頼はあっても就業する会員が見つからない。その結果、就業するまで時間を要したり受託の機会を逃してしまったりした。」ことが最大の原因として考えられます。一方、労働者派遣事業はサポート事業の活用により推進員を配置し就業開拓等を行った結果、派遣先が前年度より増えたため、就業延べ人数、賃金など前年度を上回り、契約金額も増加して受託事業のマイナスを補う形となりました。その結果、契約金額全体(受託事業と労働者派遣事業の合計)では前年度を大きく上回りました。

 今年度は毎年恒例の交通安全講習会に加え、県警本部の協力による「交通安全教室」を2回開催し、55名の会員が実技を含めた講習を受講して交通事故防止に努めました。作業現場では、カラーコーンやのぼり旗等による「現場の見える化」や飛散防止ネットの使用による物損事故の撲滅に取り組んでまいりました。また、安全就業朝礼への全会員参加呼びかけや「事務局だより」などで機会あるごとに安全就業の指導・助言を行ってきましたが、交通事故や物損事故が発生し「年間事故件数ゼロ」を達成することはできませんでした。

 市の生活支援体制整備協議体に参加し、そのなかで事業開始から4年目を迎えた有償ボランティア「ワンコインサービス」の現状や取組状況を発信した結果、利用者は徐々に増えている状況にあります。また、民生委員の方々からもこのサービスに期待する声を頂きました。

 今年度も10月の「シルバー事業普及啓発月間」には公共施設の草刈、剪定、清掃等のボランティア活動とともに市民を対象にセンター主催のグラウンド・ゴルフ大会を開催して会員募集を行うなどシルバー事業の普及啓発に努めました。また、広報紙「シルバーまくらざき」を年2回発行して全世帯配布を行い、ホームページ等でシルバー人材センターの事業内容や活動等を理解していただくための情報発信を行いました。

 次年度もシルバー人材センターの基本理念のもと、地域就業機会創出・拡大事業であるリサイクル事業への取組や新しい「中長期計画」の策定などを行い、当センターの重点目標である会員の確保と就業機会の拡大に努めていきます。

 なお、平成29年度事業報告には、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する附属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないので作成しません。

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