平成27年度事業計画
1.基本方針
国は、高齢者の笑顔があふれるような生涯にわたって安心して生きがいをもって過ごすことができる社会の形成をめざしています。高齢期を迎え、またはこれから迎えようとしている世代の方々の参考としてもらうため「年齢にとらわれずみずからの責任と能力において自由でいきいきとした生活を実践している高齢者」や「地域で社会参加活動を積極的に行っている高齢者」の活動事例の募集並びに紹介を行っています。そのなかには過去に培った知識や経験をいかして社会に還元している方や自らの努力・鍛錬等により気力・体力を維持し活躍している方などシルバー会員のいきいきとした活動内容も紹介されています。
一方、市は、住み慣れた地域のなかで、保健・医療・介護・福祉等のサービスを享受でき、安心し、生きがいを持って暮らせる「健康でいきいきと暮らせるまち」を目指して保健・
福祉事業を総合的に推進し、高齢者が社会貢献を意識し、生きがいのある生活を送り、高齢者自身が社会の担い手として積極的に参加できるまちづくりを進めています。
そうした国や市の計画が策定されるなか、シルバー人材センターは「自主・自立・共働・共助」の基本理念と「安全は全てに優先する」という基本認識を持ち、非雇用で生きがい対策である事業趣旨を再確認し、健全な発展のために会員の自主性、自発性を最大限に尊重した運営体制を確立していく必要があります。会員主体の自主的運営のためには会員一人ひとりが主体的に判断し、行動することが大切です。
また、公益社団法人としてシルバー事業の公益性を増進させ、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することを求め、組織運営及び事業運営を行ってまいります。
これからも意欲と能力のある高齢者がその知識と経験を生かして社会の重要な支え手、担い手として活躍することができるよう、また新たな職域拡大によって活躍の場の創出ができるよう、従来の請負のみならず雇用(派遣)等の促進による就業機会と会員拡大に努めてまいります。
2.基本方針
- 積極的な団体運営
- 安全就業の徹底と適正就業の確保
- 各事業等による就業機会と会員数の拡大
- 地域生活支援サービスの取組強化
- 普及啓発活動の推進
- ボランティア活動への積極的参加
3.実施計画
- 積極的な団体運営
- 理事会をはじめ各種委員会の活性化
- 地域班会員間の連帯
- 会員と役職員、全員参加による運営
- 安全就業の徹底と適正就業の確保
- 安全就業朝礼への積極的な参加呼びかけと就業前ミーティングの励行
- 就業現場パトロールの実施と安全指導
- 交通安全講習会と機械器具類の取扱講習の実施
- 安全大会と職群別会議の開催
- のぼり旗の掲揚と保安用具の設置による就業現場の「見える化」
- ワークシェアリングの推進等による公平な就業機会の提供
- 自主点検表による就業内容の再確認
- 各事業等による就業機会と会員数の拡大
- 基盤拡大事業の継続と高齢者活用・現役世代サポート事業の実施
- 会員の口コミによる入会促進
- 推進員による就業機会の拡大
- 新しい職域の開拓による就業ニーズのマッチング
- 就業相談等による未就業会員の解消
- 地域生活支援サービスの取組強化
- 「ワンコインサービス」の利用促進と登録会員の増員
- 行政機関、各種団体との連携強化
- 男性会員の体力等を活用し、幅を拡げた事業の推進
- マナー等講座・研修の実施
- 普及啓発活動の推進
- 広報紙「シルバーまくらざき」、チラシ等の活用による事業内容のPR
- ホームページ等によるセンター情報の発信
- イベントへの積極的な参加とその場を活用したPR
- ボランティア活動への積極的参加
- 普及啓発月間におけるセンター独自のボランティア活動の実施
- その他各種ボランティア活動への積極的参加
4.事業目標
- 会員数 300人
- 就業延日人員 27,550人日
- 配分金 1億2千6百万円