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平成27年度事業報告

概要

 アベノミクスの描く「企業の収益が増加すれば設備投資の拡大や賃金の引き上げなど所得の改善につながり、それが消費拡大へ波及する」という好循環のメカニズムにより県内の完全失業率も低水準で推移するなど景気は緩やかに回復しつつあります。
 そうした中、当センターの平成27年度事業実績は、次のとおりとなりました。

  • 会員数 259人 (前年度 268人)
  • (請負・委任)
    • 就業延人数 23,619日人 (前年度 24,475日人)
    • 契約金額 127,259,113円 (前年度 135,583,588円)
    • 配分金額 111,115,952円 (前年度 118,749,689円)
    • 稼働率 61.0% (前年度 61.6%)
  • (労働者派遣)
    • 就業延人員 3,284人日 (前年度 2,175人日)
    • 契約金額 17,167,277円 (前年度 8,857,021円)
    • 賃金 14,245,845円 (前年度 7,376,891円)

 入会説明会を随時開催し、入会希望者の手間を減らしたことにより入会者は前年度を上回りましたが、退会者が前年度より多く年度末の会員数は減少しました。会員数の拡大のためには新規の入会促進とともに就業相談等により退会を防止する手立てが必要となってきています。
 請負等の契約金額が、前年度より減少したため配分金も目標値に届きませんでしたが、労働者派遣事業はサポート事業の実施により就業場所の開拓等に取り組んだ結果、契約金額、賃金ともに前年度と比べると倍増し、就業延人員も目標を達成することができました。
 安全就業委員会の委員による現場パトロールや毎月の安全就業朝礼、「事務局だより」などで機会あるごとに安全就業の指導・助言を行ってきた結果、7月に行われた安全大会において県連合会より「安全就業優良シルバー人材センター」の表彰を受けました。これを機にさらなる安全就業への意識向上を図り、会員および役職員、組織全体で「無事故継続日数」記録更新に取り組んでいかなければなりません。
 要支援サービスの市町村事業への移管が予定されるなかで当センターは、事業開始から2年目を迎えた有償ボランティア「ワンコインサービス」の普及促進を行い、会員に協力を呼びかけるなどそのサービスの受け皿となるべく体制づくりを進めてきました。現状は、利用内容がゴミ捨てなどに限定された、協力会員がなかなか増えないなど課題もありましたが、利用者は徐々に増えている状況にあります。
 就業機会と会員増を図るための基盤拡大事業と並行して今年度は新たにサポート事業を実施し、従来の請負のみならず派遣事業の就業開拓も行ってきました。
 特にサポート事業については、年度途中で補助金の増額交付がされたことにより推進員を増員して人手不足分野や現役世代を支える分野で高齢者が活躍できるよう新たな職域の開拓等も進めてきました。
 シルバー人材センターの活動等を理解していただくため、年2回広報紙を全世帯に配布するとともにサポート事業推進員によるチラシ等のポスティングも行いました。
 また、10月の「シルバー事業普及啓発月間」には公共施設等の草刈、剪定、清掃活動を行うなどシルバー事業の普及啓発に努めてきました。
次年度もシルバー人材センターの基本理念のもと、会員と役職員、全員参加型による運営を行い事業の拡充と発展に努めていかなければなりません。
 なお、平成27年度事業報告には、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する附属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないので作成しません。

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