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平成25年度事業計画

1.はじめに

 世界最高水準の高齢化率となった我が国において、高齢者を65歳以上の者として年齢で区切り、一律に支援が必要であるという従来の固定観念を捨て、これまでの「人生65年時代」を前提とした高齢者の捉え方について意識改革を進め、働き方や社会参加、生活環境のあり方など「人生90年時代」を前提としたものへ転換する必要があるといわれています。
 高齢化率は上昇を続け、平成25年には25.1%で4人に1人が高齢者となり、労働力供給の量的減少となって労働市場に労働力の多様化(育児・介護等との両立が可能な柔軟な働き方への変革など)を促し、今後なお一層女性や高齢者等の労働力活用が求められてくるとおもわれます。また、本人の希望に応じて働き続けることが出来る「生涯現役社会」を実現することは、シニア世代の生活の基礎となる所得はもとより、生きがいや健康をもたらすことになります。
 一方、国内経済は長引く円高・デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指す日本経済再生に向けた政策が進められております。
 そうしたなか、高齢者の就業支援においてシルバー人材センターが果たす役割は、ますます重要になってきており、「自主・自立・共働・共助」の基本理念と、「安全は全てに優先する」という基本認識を持ち、非雇用で生きがい就業である事業趣旨を再確認し、創業の理念に沿った運営体制を確立する必要があります。そのためには会員一人ひとりがセンターをどのように運営していくか主体的に判断し、行動することが大切です。
 昨年度は公益社団法人として新しいスタートを切り、これまで以上にセンターの特性・公益性等の増進を図るとともに、法令遵守に努めてまいりました。
 これからも高齢者の生きがいや多様な社会参加の受け皿として時代の要請に対応しながら、就業機会開拓や会員拡大への体制を強化し、会員・役職員が一体となり情報を共有してシルバー人材センターのあるべき姿を求め効率的な事業運営に努めます。

2.基本方針

  1. 基本理念の実践及び自主活動の推進
  2. 安全・適正就業の強化・推進
  3. 就業機会開拓推進事業及び会員拡大推進事業の実施
  4. 福祉・家事援助サービス事業の推進
  5. ボランティア及び普及啓発活動の実施
  6. 事業運営等の効率化

3.実施計画

  1. シルバー事業の運営理念である「自主・自立・共働・共助」に基づき、会員自らが創意工夫して仕事を開拓し、受注した仕事をわかち合いながら、組織運営を行う。センターの情報や所属会員の状況を共有する地域班活動を活性化させ、会員主導のセンター組織づくりに努める。
  2. 安全就業はセンター事業運営の最重要課題であることから、安全就業委員会を中心に「事故ゼロ」をめざして就業現場のパトロールを定期的に行い、就業前ミーティングの実施、保安用具の設置及び安全用具着用の徹底に努める。
    「安全は全てに優先する」との認識を高めるため時期に応じた安全就業の指導、助言を安全就業朝礼・職群班会議等あらゆる機会をとらえて行う。
  3. 就業機会開拓推進員兼会員拡大推進員を配置し、事業所、家庭及び公共団体等の事業に関する情報収集や訪問等を行い、就業機会の確保や会員数増大などセンター機能の強化を図る。
    また、一般労働者派遣事業への派遣就業や指定管理者制度による事業を推進し、会員の多様な就業ニーズに対応する。
    公平な就業機会の提供を行うため、ワークシェアリングの推進、未就業会員の就業を促進する。
  4. 地域や高齢者の福祉増進に寄与するため、福祉・家事援助サービス委員会を中心に、関係機関、団体との連携を深め家事援助サービス等の分野に積極的に参画し、就業会員の確保とともに就業機会の拡大を図る。 男性会員の就業についても視野を広げていく。
  5. シルバー人材センター事業普及啓発促進月間等に対応して、センター独自の普及啓発及びボランティア活動を実施し、また各種ボランティア活動に積極的に参加し、市民にセンターの役割等を理解してもらうとともに、地域に信頼され愛されるシルバー人材センターを目指す。
  6. センター組織の活性化及び事業全般の効率化を推進し、運営基盤の安定化に努め、事業運営に当ってはセンターの特性・公益性等を会員に十分理解してもらい、地域社会に貢献できる組織体制を目指す。

4.事業目標

  • 会員数 300人
  • 就業延日人員 27,000人日
  • 配分金 1億2千万円

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